Canonインクカートリッジ
Canonのインクカートリッジを回収し、再生してリサイクルするという
「里帰りプロジェクト」というのがあるのをご存知でしょうか。
Canonはインクカートリッジだけでなく、複写機の分野で再生利用の取り組みを
早くから手がけていました。1982年から行ってきたのです。
ただ、インクジェットプリンター分野では、Canonはインクタンクをカラーごとに
別途用意された方式を取り入れていたので、その当時より再生利用までは
いかなくてもより効率的に経済的(消費者の)な考慮があったとは言えるでしょう。
環境問題が叫ばれる昨今、Canonの企業としてのエコへの取り組み姿勢でもあり、
他の会社、6社との共同プロジェクトとして先述の「里帰りプロジェクト」
がスタートされたのです。
このプロジェクトの特徴は、以前各メーカー毎に行っていたインクカートリッジの
回収と再生利用の再生事業を6社の総窓口として郵便局に
「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」回収箱を設置したことでしょう。
ここで集められたインクカートリッジは郵便局で仕分けの拠点に配送されます。
そしてその仕分け拠点から各メーカーの再生工場へと運ばれるという仕組みになって
いるのです。この受け取り窓口を一つにしたこと、郵便局にしたことが
このプロジェクトの大きなポイントです。
「里帰りプロジェクト」に参画している企業は、brother、Canon、DELL、EPSON、hp、
LEXMARKです。
「里帰りプロジェクト」などでプリンターメーカー6社の足並みがそろったのは、
インクカートリッジ訴訟など特許問題が争点となったり、(プリンター業界でのみ
話題になったに過ぎませんが)実際のところは、Canonのインクカートリッジの
ユーザーにとっては、分かりにくい部分が多く、またサードパーティのCanonの
インクカートリッジの再生品に関する問題では、エプソン同様特許問題が
絡んだ微妙な問題であったようです。
とにかく、それらの問題によってメーカー主導の再生カートリッジが事業が
加速して「里帰りプロジェクト」などの共同事業に繋がったのだと言えると思います。
そのこと自体は、業界にとって良い影響を及ぼしたと言えるのではないでしょうか。
さて、エコ運動としてのインクカートリッジ再利用はとてもすばらしいのですが
消費者にとって問題がないわけではありません。
Canonのインクカートリッジで「再生カートリッジ」としてサードパーティ製の製品は
今でも販売されています。普通に使用するには十分使用に耐える品質なのですが、
写真画質などの高品位な印刷は避けた方がベターでしょう。
さらに、中にはかなり粗悪なものがあるのも事実。できれば、
カートリッジの「お預り再生方式」で回収して再生するような再生カートリッジを
お勧めします。なぜなら、カートリッジ自体が純正品でない場合には、
不具合が生じる危険性が高く、尚且つ特許に抵触する違法な製品の可能性が
高いからです。
やはり粗悪な違法商品には消費者はNO!と言わなければなりませんよね。
さらにインクの中身がサードパーティのオリジナルなので、純正品のものとは異なりますから、プリンターヘッドにあまり良いとは言えません。故障の原因にもなりかねませんから、大量に印刷する場合は、やはり純正品を使用することをお勧めします。
結局それが製品自体の長持ちにつながるのですから。